事務所:横浜市神奈川区白幡仲町44番15号
連絡先:045-434-0371   
E-mail:isao-1700@hotmail.co.jp
URL:
専門分野:運送業・許認可

行政書士に定年はございません。元気な限り生涯現役で仕事ができる。
今回は65歳で定年退職後も無職ではいけないと思い、行政書士登録し、
現在も行政書士として、
また神奈川県行政書士会支部の幹事として、
さらに神奈川行政書士政治連盟でも活動している稲垣さんのご紹介です。

稲垣さんは1996年まで自衛隊に勤務。輸送業務部隊では救援物資等の通関、現地処理業務を担当していました。
定年退職が民間企業等と比べて早い自衛隊を54歳で定年退職し、横浜銀行の系列会社、横浜事務サービス株式会社に就職。
横浜事務サービス株式会社では公営資金部等を勤務。
65歳で定年退職後、2007年6月行政書士登録しました。

自衛隊の輸送業務で培った経験や、事務の能力を生かし、
行政書士では運送業の許認可を専門分野としています。

また、行政書士としての仕事だけでなく、
神奈川県行政書士会鶴見神港支部の幹事として、
鶴見神港支部で行う無料相談会の企画や運営の仕事に関わり、
さらに、神奈川行政書士政治連盟の組織広報委員会の副委員長を務めたりとエネルギーが凄いです。
組織広報委員会では、政治連盟のパンフレットを制作したり、会報誌の原稿を制作したりと多才な稲垣さん。

支部の研修会やサークルの勉強会にも積極的に参加し、仕事に勉強に忙しい日々を送る稲垣さんですが、
休日にはゴルフで息抜きをするのが楽しみです。

稲垣さんとお会いしていると、30代の筆者が疲れ気味と感じていてはいけないと、
筆者も取材を通してエネルギーを頂きました。




事務所:神奈川県横浜市港北区綱島東2-17-68 メゾンエムロード203号
連絡先:045-834-9688    
E-mail:okadam-gyosei@xvg.biglobe.ne.jp
URL:http://www.okada88.com/
専門分野:

<略歴>
1971年(昭和46年)鳥取県に生まれ、2歳より神奈川県横浜市で育つ。
法政大学法学部卒業後、通信会社(営業)、人材派遣会社(総務部でコンプライアンス整備など)等で勤務していたが、「一生プロとしてできる仕事がしたい」という思いから
平成15年行政書士試験を受験し合格。
平成22年行政書士登録、開業

<行政書士になった理由>
もともと、漠然と法律関係には興味があったんです。「法律は知っているものの味方」とかよく言われますがその通りで、ちょっとでも知っていたら巻き込まれなかったトラブルもたくさんあります。そういうものから自分や周りの人を助けられたらという思いはありました。そうしたわけで法律関係では比較的受けやすい行政書士の試験を受けたんですが、ただ行政書士がどういう仕事がいまひとつ良く判らなかった(笑)。そこで調べて見たら全体を掴みづらいくらいに仕事の間口が広い、これは面白そうだなと思いました。
それまでは普通の会社員だったわけですが、「一人でも一生できる仕事がしたい」という思いはありました。40歳を前に今しかないと思って開業に至りました。

<今後やりたい業務、展望>
はじめは相続や遺言業務中心にやりたいと思っていましたが、会社設立や組織変更の相談をいただいて勉強するうちに、他士業との連携も出来るしこれも面白いなと思ってます。なにしろまだまだ新人ですので出来ることは何でもやりたいですね。  

<個人的なこと>
最近は何かと忙しくて出来てませんが、実はオートバイが趣味で(カワサキの900ccに乗ってます)近くは箱根、遠くは北海道までツーリングするのが好きです。士業では珍しいみたいですね。もちろん安全運転です。
それと去年結婚したのですが早く子供が欲しいですね。そのためには仕事がんばらなくちゃです。




事務所 横浜市港北区大豆戸町964-1-303
連絡先 045-834-7284
E-mail:kksnryo-ma@nifty.com
URL:http://www.gyosei-akiyama.com
専門分野:相続・遺言・不動産トラブル

<略歴>
1961年(昭和36年)生まれ 
父親の仕事の関係で熊本、京都、大阪と転々とし、9歳からは東京、横浜。
私の場合、中学を卒業してすぐに実社会に出ました。
横浜の通信制の高校に通いながら、ディスコの従業員(今はクラブとか云うんでしょうか)、観光バスのガイド、カラオケの販売営業等、さまざまな職業を経験してきました。
このカラオケと云うのが、年配の方々には想い出深い8トラック。
まだジュークボックスが置いてあるスナック等を、片っ端から朝まで飛び込み営業。 “今は無き若さ”が懐かしいばかりです。
その後も営業一筋ですが、大半を不動産業界で過ごし、現在も横浜駅東口のこじんまりとした不動産会社の名ばかり顧問をさせて頂いております。
平成22年4月、約1年半前に行政書士事務所を開業。

<行政書士になった理由>
長年の不動産業界暮らしの中で、土地や建物をお持ちの沢山のオーナー様方と知り合い、お付き合いをさせて頂いております。
その皆様との仕事の延長上、不動産関係以外にも相続等の相談をお受けしているうちに、「行政書士の資格を取ればもっと専門的にお役にも立てるし、自分の仕事としても成り立つのではないか」そう思ったのがきっかけでした。

<今後やりたい業務>
お話し致しましたとおり、現在はどうしても遺言や相続の仕事が多いです。
今後もこの分野が専門になると考えております。
また、地元商店街での無料相談会の回数も増やし、足元を固めて行きたいと思います。

<個人的なこと>
海が好きで、若い頃よく西伊豆やヨロン島などへ釣りや素潜りに行っていました。
子供の受験でも無事に終われば、また家族ででも行ってみたいなぁと思っております。
大型2種免許を持っておりますので、バスでも借りて大勢でキャンプもいいですね。
しかしながら子供達も部活だ、友達とカラオケだと云うように、未熟ながらも自分の世界を持つようになり、だんだん家族とは出掛けなくなりますよね・・・


今回は、神奈川県行政書士会副会長・研修部副部長、広報部部長など、数々の役職に就任し、鶴見神港支部では長きに渡り、支部長を務めた安友千治会員、満を持してのご登場です。
<写真>


事務所:〒221-0822
連絡先: 045 -317-0902    
E-mail:ghg00730@nifty.com
URL:http://www.gyoseishoshi.co.jp/
専門分野: 入管外国人関係・民事法務関係

安友さんは多くの人の信望を集め、様々な役職を長きに渡って務めています。さて、一体、どのような経歴をお持ちなのでしょうか?

大学卒業当時はオイルショック後の就職難の時代でしたが、大手製薬会社に営業職として入社しました。営業には体育会系が多かったのですが、屈強な人たちでも身体を壊すほど過酷な勤務状況だったそうです。そんな中、普通の営業はしないで娘の就職問題・学習問題、奥さんの身の上相談をのんきに引き受ける等変わったことをする奴だと本社の部長に気に入られ、秘書的に働くことになりました。その派閥に入ってしまえば安泰だったかもしれませんが、大企業の歯車になって約束された道を行くつもりはなく、わずか1年10カ月で退社。安友さん25歳。退社後に三井との外資系企業の本社管理課に勤務しました。ここは霞ヶ関ビル9階で当時としてはなかなか快適な職場環境でした。退職後、雇用保険を受けながら結婚準備をして、結婚しアメリカ西海岸とハワイへの新婚旅行に行ったそうですから、天晴れです。

次も大手の運送会社に営業職で入りましたが、これまたひょんなことから視察に来ていた本部長に気に入られ、すぐにその命で航空貨物の貿易業務を行う特別事務職に就き、いきなり管理職待遇となりました。あまり表には出せないようなリベートがらみの裏の仕事をしましたが、やはり1年で、奢りで辞めました。

横浜市の試験を受けて合格したのは、28歳の時。4月を待たず2月採用で横浜市の道路用地課に配属され、4年間ほど用地買収やそれに伴う立ち退きを担当しました。公団への入居斡旋、代替地の用意など、この時の人脈と経験をもとに、昨年、支部研修を行いました。

その後、横浜商業高校の定時制の事務職を7年勤めました。当時は交代制の勤務で、休みも沢山ありましたので、司法試験の勉強にうってつけでした。その勉強中に行政書士試験を受けたそうです。行政書士試験の合格体験談を雑誌に寄稿した際に、同じ雑誌に武藤という行政書士の話が載っていました。その人は新宿に事務所を持ち、会社の顧問などコンサルタントとして、また、プライベート・カンパニーの経営者として活躍しており、「人脈豊富で面白そうなことをしている」と興味を持ちました。丁度3人目の子供が生まれた時で、「やるなら今」と行政書士事務所を開業しました。平成5年4月、安友さん38歳のことです。

開業後は桂井日本行政書士専門学院の通信教育を受け、営業の仕方、名刺の配り方、DMの作り方、申請書の書き方など、実務を学びました。その後、社会人セミナーでであった会計士らとPCバンを使ったDDクラブ(独立独歩クラブ)を立ち上げ、月1回異業種交流会を開催しました。途中、PCバンからニフティに代わりましたが、交流会は7,8年続き、開業希望の様々な人々が集まりました。開業医・デザイナー・映画製作に関わる人・モデルクラブ・悪役クラブ・大使館勤務・女性起業家などです。このクラブは結構メディアにも注目されアントレという雑誌に載りました。「情報を発信するところに、情報は集まる」と信じ、今も様々な所で発信し続けています。

開業後3年くらいは支部に関心を持ちませんでしたが、無料相談会に声をかけられたのをきっかけに、支部活動に目覚めました。丁度、鶴見支部と神港支部が合併した頃です。支部内で「おにぎりの会」という勉強会を開き、その後、おにぎりの会の参加者が支部の執行部の中心になっていきました。

仕事は、最初は税理士・弁護士などから紹介された許認可から始まり、今に続いています。
東日本大震災の後の原発問題で、日本在留の外国人が一時帰国のための再入国手続きに集まり、入国管理局が大変な事になっています。今は、オーバースティの人たちも帰国させているようで、どっと人が集まり、4時間待ちも経験しました。中国までの旅券は通常往復3万円程度ですが、今では片道7万から30万になることもあり、この災害を利用して商売している所が見え隠れしております。今は、入管の行政書士用特別窓口がなくなっていますが、最近は入管の状況も一段落してきたようです。
区役所や施設の依頼で、後見人の仕事も増えています。
相続・遺言の仕事は一般的に多いですし、結婚や離婚の協議書の仕事も受けています。
昨年の4月に「結婚契約書」(カンゼン)と言う本を出しました。結婚や同棲・内縁関係などに新しいルールをつくるサポート本として評価頂いています。
支部の会員は増加傾向にあり、現時点で200人を超えました。新人さんは、ぜひ支部活動に参加してください。まずは、支部の人たちと顔の見える関係になってください。

大震災後、行政書士がどのように被災者を支援していくか、考えている最中です。行政書士有志の義援金活動はそのひとつ。神奈川県でも2000人ほどの被災者を受け入れていますので、何かお手伝いできることがあるのではないかと考えています。

インタビュー終了後、あらためて、安友さんが現在の安友さんに至る原動力というか、様々な仕事を経ながら変わらなかったものは何なのかを質問してみました。
「自営業というか、自由業になりたかった。それに、3人の子供に会社を残したい。今、実際に動いているのは1つだけど、2つ会社を作って、それと行政書士で3つ。子供たちがそれを継いでくれるかどうかは分からないけど、基礎となるものは残せると思う。
後、大事なことは何事も『楽しみながら行う!』『決して一人では何も出来ないから人と一緒に楽しみながら仕事も生活も行っていく!』 これが秘訣ですね。」

安友さんが何者にも縛られない自由人であるところに魅力を感じて、人が集まるのかもしれません。


今回は、神奈川県行政書士会・研修相談部や、鶴見・神港支部では会計を引き受けてくださっていたこともある榎本貞尚会員にご登場願いました。



事務所:〒223-0053    
   横浜市港北区綱島西1−4−23 ソリスト綱島511号室
連絡先:045 -543-6435
E-mail: sadanao-enomoto@nifty.com
URL: http://www.sadanao-enomoto.jp/
専門分野: 相続、遺言

もともと大学で法学を専攻し、司法試験合格を目指していた榎本さん。ご両親の相次ぐ訃報で、残された不動産を管理することとなり勉強どころではなくなりました。本人いわく「成り行きと気まぐれ」で宅建の資格、次いで行政書士の資格を取り、行政書士登録したのは平成15年。綱島の自宅にて開業し、鶴見・神港支部の活動にも積極的にたずさわりました。「人と話すのがあまり得意な方ではないので・・」と、裏方の仕事を厭わず続け、平成21年からは本会の研修相談部に所属しています。

相談部では総務省行政評価事務所とタイアップして、年に10回ほど相談会を開催しています。横浜市ではそごう前広場で2回ありましたが、地元支部会員に相談員として来てもらうため横浜中央支部長と折衝したりしました。他に厚木・茅ヶ崎などでもありました。横浜駅西口の県民センター2階で毎週木曜日に行っている無料相談会も本会研修相談部主催です。広報があまり充分でないこと、相談員が固定化していることなど、課題も多々ありますが、やりがいのある仕事です。他に研修相談部では、新人研修や神奈川大学法学部の石川正美教授をお招きしての民法講座などを開きました。

本会の研修・相談部員になったのを機に、行政書士としてのパワーアップを目指し、綱島駅前に事務所を借りました。前の自宅の電話番号をそのまま使い、支部も変わらないですむように綱島を離れませんでした。マンション5階の1Kなので、1階のロビーにポスターを貼らせてもらうなど工夫をしています。自分を「逃げるに逃げられない」状況に追い込んだためか、自宅から事務所に出勤すると自然と気合いが入るそうです。

「いつか、『榎本という人に相談するといいよ』と思っていただけるようになりたいのです。名刺やチラシは後になって生きると信じて配り、たとえその時話ができなくてもどんな場所にも参加します。行政書士の仕事は経費も時間もかかりますが、能力・知識だけでなく、自分という人間を買っていただけるようになりたいですね。今は依頼された案件はどんなものでも引き受けていますが、あえて言えば相続・遺言が主業務です。幅広い方々からの依頼を受けていますが、もめたことはほとんどなく、穏やかに気持ち良く仕事させてもらっています。

お酒の席で本会ダンス部渡辺理恵部長に誘われ、馬車道のダンス・スクールの先生が美人という話に乗って始めた社交ダンスが、今では趣味になりました。昨年11月に初めて6級を取ったので、5月の進級に向けてルンバとワルツに取り組んでいます。時々、ダンスパーティーがホテルの一室を借りきって催されますが、正装で華やかですよ。ちょっと年齢層は高いですけれど・・
歴史も好きで、この前は史跡めぐりに三重県まで旅行しました。自分とよく似たサポート・キャラが好きなので、兜に「愛」の印の直江兼次が好きな武将です。」

穏やかな「縁の下の力持ち」という言葉がぴったりの榎本さん。
さらなる飛躍をめざしてこれからも頑張ってください。


今回は保坂一成会員です。明確な言葉を使った、熱く、テンポよいお話に、思わず時間を忘れてしまいました。



事務所:〒221-0835  
横浜市神奈川区鶴屋町3−31−1 鶴屋町ビル502B号室
連絡先: 045 -317-9418
E-mail: info@hosakazu.com
URL: http://www.hosakazu.com/
専門分野: 相続、遺言、成年後見手続き

保坂さんは、平成20年5月に行政書士登録し、21年11月に新横浜で独立開業。
翌22年3月に横浜駅の近くに事務所を移し、「最近ようやく仕事が途切れずに入るようになりました。」とこれまでの日々を振り返ってくれました。

20歳で入所した司法書士事務所に補助者として長年勤務し、業者との打ち合わせから不動産の銀行決済、登記まで行っていた保坂さん。仕事は順調だったのですが、与えられたことを黙々とこなしていく業務内容や補助者という立場に不安を感じ、いずれは自分の力で生きていきたい、とずっと考えていたそうです。
友人が資格を取り司法書士事務所を立ち上げた時、29歳だった保坂さんは前の事務所を辞め、0から出発の事務所に移りました。友人にはない実務経験を生かし、さらに自ら積極的に営業も行い、事務所の成長に大いに貢献しました。2人で始めた事務所は順調に業績を伸ばしましたが、友人のある裏切りにより次第に溝が出来始めます。人と人の繋がりや信頼関係、約束を最も大切にしようとする保坂さん。保坂さんの真っ直ぐな気持ちは、約束を裏切った友人を許せない厳しさに繋がりました。

この気持ちのまま司法書士事務所の補助者を続けるか、資格をとった行政書士で独立するか、悩みに悩みました。補助者の収入は決して悪くありません。むしろ良いほうです。二人の子供がいて、家のローンもある。独立して仕事があるのか、先の見えない不安・・保坂さんの一番辛い時期だったのでしょう。精神的に不安定になり、あまりの体調の悪さに病院に行き、胃カメラを飲んでみたら胃の中は血だらけの状態。考えすぎて身動きが取れなくなり、「これはもう人生を変えるしかない」と、一歩踏み出すために自分のブログで独立することを告白しました。その時、「君は行政書士一本でもできるよ」と保坂さんの背中を押したのが大先輩の安友先生だったそうです。

独立して最初に見つけた事務所は、税理士、行政書士、社労士の集まった総合事務所。新横浜にしたのは、鶴見・神港支部を離れたくなかったからでした。その後、その総合事務所にいた何人かの仲間と横浜西口に事務所を移転しました。しかし、さまざまな経費がかさみ、未だに生活は赤字が続いています。

横浜西口の事務所にも最近ようやく落ち着いてきて、現在は民事法務を中心に業務を行っています。具体的には、遺言・相続・成年後見関係の手続きや内容証明・公正証書を必要とする契約業務などです。独立当初は「できることはなんでもやってみる」の方針で、新聞折込チラシ、封筒の宣伝やダイレクトメールをやってみたり、ホームページも作成、各種会合にも出席したり、営業にできる限りの投資をしました。でも、結局、口コミの紹介に勝るものは今のところないようです。区役所、地区センターのセミナーの講師を引き受けたり、積極的にボランティア活動に参加したりもしていますが、そこで自分を売るような営業はしません。様々な会合に顔を出して分かったのは、1回や2回、顔を出したって仕事には繋がらないこと、継続して信頼関係ができて初めて話が繋がっていくこと。そのためには、それなりの時間がかかること。
「その結果、異業種交流会の成功事例としても取り上げられたのですが、」と新聞記事を見せてくれました。左側の会社の社長と知り合って、無料で記事を載せてもらった例です。

休みの日は、子供と遊んでいるか、ボーっとしていることが多いようです。最近飲む回数は多いけれど、プライベートな飲みは全くといっていいほど無いようです。

「まだまだ、行政書士が手をつけていないビジネス・チャンスが潜んでいると思うんですよ。行政書士でなければできない仕事をからめた、新しいビジネス・エリアを考え続けています。」と目を輝かせます。
「書士会や支部の役にも声をかけていただき、感謝しています。行政書士にはさまざまなバックグラウンドの人がいますが、開業してスタートラインにつき、どうビジネスを展開するか、そこからが勝負。学歴とか関係ないですね。
人間関係を大切にして、依頼を受けたら期待にお応えしたい。仕事をこなすのではなくて、提案型のお話ができるような柔軟な行政書士になりたいです。自分が応えられない場合には相応しい人を紹介できるよう、幅広い人の繋がりも持ちたいです。支部の中には、自分が目指したい人、尊敬できる人がたくさんいます。」

様々な士業の多様な人と知り合い、辛い思いも糧にして、さらに前に進もうとする気力に満ちていました。写真で見る通りの甘いマスクで、男性女性を問わず、すぐに打ち解けるとか・・今後のご活躍にますます期待します!


今回は、民事法務、遺言・相続、成年後見などに加えて、交通事故業務も手掛けている井口卓也会員です。
交通事故業務を行政書士が行うのはあまりないこと。まずは、どのように行政書士がお役に立てるのか、聞いてみました。


事務所:〒230-0076    横浜市鶴見区馬場五丁目15番12号
連絡先: 045 -582-7585
E-mail: iguchi.law.office@gmail.com
URL:
専門分野:現在の民事法務の他に、今後は著作権、入管業務にも力を入れる所存です

 「交通事故の損害賠償で問題となるのは、後遺症が残ってしまった場合です。後遺症とは、これ以上治癒が見込めないとして症状固定の判断を受けることです。
 事故後、怪我の治療が1年2年と長引くと、保険会社から治療打ち切りの通知がきます。その時にまだ完治していないと、被害者の方は「え?なぜ打ち切り?どうすればいいの?」と困惑なさいます。
打ち切り後に、「今後、損害賠償の請求はしません」との誓約書の署名を条件に、慰謝料等を合わせた損害賠償金が支払われます。この場合に支払われる金額は、驚くほど低く抑えられます。本来治癒の見込みがあるか否かは医師により判断されるはずなのですが、被害者の無知を良いことに、担当者によっては半ば強引に進められてしまいます。
 症状固定の後も、後遺症の被害大きさは等級で判断されます。この等級により、支払われる金額が決定されています。この等級は、自賠責保険の機関により判断されますが、「支払い渋り」が近年では大きな社会問題となっています。
 このような状況もあって賠償額というのは、3段階あると言われています。1番少ないのは最初の提示額、2番目は交渉での上積みされた額、最後が裁判あるいは調停によって決まる金額です。いきなり弁護士に相談するのは敷居が高いし、その価値があるかどうか分からない、という事で泣き寝入りしている被害者が多数いるのが現状です。
 行政書士は、直接相手方と交渉することは出来ませんが、
ーN鼎梁任狙擇蠅梁電性
後遺症の等級の申請
B山桶曄過失割合等の調査書作成
以上のような書面を作成して問題解決のお手伝いをしています。
 被害の等級の決め手になる医師の診断書ですが、書きなれている医師は意外と少ないものです。病院の書類係の人が医師に遠慮して3カ月放置された、なんてこともあります。的確な診断書を書いてもらえない場合にもお手伝いできます。
 損害賠償請求時においては、被害が甚大で等級が高いと、どうしても紛争になりやすい傾向があります。後遺症の等級12級が行政書士だけで対応できる限界と考えている同業者もいるようです。私は、状況に応じて弁護士と組んで解決を進めています。その場合は依頼者と弁護士の間に立ち、報酬等に関しても調整し、依頼者が一番利益を受けられるように図っています。その他では紛争処理センターを通して解決する方法もあり、行政書士の多くはこちらを利用しています。ただ、裁判での解決とは異なり遅延損害金や専門家への依頼料の加算がされないという短所もあります。
 損害賠償の請求においては、他の業務と異なり明確な正解は存在しないと言うのが実状で、とても難しいです。ただ、一つだけ申し上げられる事は、後遺症に苦しんでいる被害者の方を、解決までの長期間、誠意を持って精神的にサポートする、これこそがこの業務で一番大事なことであり、唯一の正解と言えるのではないでしょうか。
 神奈川県行政書士会は「自転車事故に関するADR」の認証を受けました。自民党の谷垣さんが自転車事故を起こしましたが、自転車ブームの現在では、自転車事故も軽視出来なくなりました。現に女子高校生が高齢者にぶつかって多額の損害賠償を支払ったりした事例もありましたので、今後、この領域が拡大するかもしれません。ただ、自転車は自動車のように保険が整備されていないので高額な損害賠償額への対応は問題となるでしょう。
 今までの仕事を振り返って、ですか?最低限はできても、まだ満足できるレベルではありません。もっと自信が持てるようになるのは、時間と経験が必要です。」
 実は、井口さんは30代後半で開業3年目の若さ。弁護士を目指していたそうで、弁護士の知り合いも多く、業務でも連携をとっています。
 今までに印象に残った案件は、「前妻のお子さんと養子縁組をして、遺言を作成した案件で、ご本人にもお子さんにも、『本当の親子にして頂いた』と感謝された事です。感謝の言葉を頂いた上に、報酬まで頂ける。この仕事に、やりがいを感じた瞬間でした。」

 音楽のコンサート、サッカー等のスポーツ、演劇などのLIVE観戦が趣味との事。
音楽ではイギリスのロックや、Mr.Childrenがお好きだそうです。演劇では、最近観た三谷幸喜の「ろくでなし啄木」が面白かったそうです。インタビュアーの奥さんは宝塚好き、との話を受けて「宝塚は1回観てお腹いっぱいになりました。レベルが高すぎるので理解できるまで、あと10年はかかります。」とコメントするなど面白い方です。今後は、行政書士のフットサル・クラブにも顔を出したいとの事でした。
 今後の業務について行政書士仲間で勉強会を開きたいという意見を出すなど、積極的に勉強している井口さん。これからも業務領域を拡大し、専門性を上げていかれるでしょう。


クリスマスの今日、支部会員の輪のバトンが渡ったのは、平成21年開業の大川敦会員。
神奈川区片倉町の自宅を拠点とし、地域に根差した仕事に取り組んでいます。
さっそく、行政書士になったきっかけから伺いました。


事務所:〒221-0865 横浜市神奈川区片倉一丁目17番34−504号
連絡先: 045 - 491-0154
E-mail: atsushi-okawa@adagio.ocn.ne.jp
URL:
専門分野:成年後見

「漫画『カバチたれ』がきっかけで行政書士という職業を知り、そういう資格があるのならと軽い気持ちで受験したのが平成14年です。当時はコンピューターのプログラマーをしていたので、行政書士になるつもりはありませんでした。勤めていた会社は友人が経営していたのですが、この不景気で厳しい状況に陥りました。会社では年齢も上のほうで、高給取りだった自分が辞めることで会社を持ち直せると、辞めて行政書士になりました。」

穏やかでまあるい風貌ではありますが、友人を思う男気のある方とお見受けしました。しかも、行政書士の資格で一体何を仕事にすればいいのか、開業前には本を読んで戦略を立て、そして今、まさにその戦略通りに行動しています。

「神奈川区片倉町は高齢者の多い住宅街。ご主人がお亡くなりになるなど、一人暮らしのご老人も多い町です。そこで、相続・遺言関係を中心に考えました。あまり営業が得意ではないので、近くのコープかながわで時々開催される会合に参加することから始めました。コープは福祉や介護に力を入れており、介護に困っている人たちの座談会や、葬祭に関する勉強会などがあるのです。それらに出来るだけ顔を出し、そこで知り合った人から相談や依頼を受けています。行政書士になってからは、成年後見サポートセンターにも所属して、成年後見の業務もしています。」

「開業にあたり、パソコンなどを家庭用のもので済ませましたから、開業資金を抑えられたのはラッキーでした。でも、漫画と現実はぜんぜん違います。電話がひっきりなしに鳴るなんてことはありません。法律の本だけでは分からないことも予想外のこともあり、本来掛けるべきでない時間が掛かります。」と、コスト意識がなければ出ない言葉です。
そんな時にはどうしますか?と質問すると
「支部やサポートセンターなどの会合で、経験豊かな先輩が親切に教えてくれます。先輩方に教えてもらっているから、これまでお客さんに迷惑をかけず、事故なくやってこれているのだと感謝しています。行政書士がらみの会合にはできるだけ出るようにしています。」
そういえば先日の支部の宿泊研修には来ていませんでしたよね?と突っ込むと、
「あれは仕事の案件でいっぱいいっぱいで、すっかり忘れていたのです。本当に全く頭にありませんでした。」と赤くなっていました。一つに集中して他を忘れてしまうのですね。

IT関係にいたのなら、インターネットを使った集客は考えていないのですか?
「今、ホームページを作っているところです。裏の仕組みは分かりますが、自分には絵心が無いので専門の業者に頼んでいます。ホームページから来ていただけるかもしれないですけど、原則はご近所さんへの展開です。将来は、片倉町に自宅以外に事務所を構え、地元の人に『ここにくればなんとかなる』と思っていただけるようになりたいです。」
まだまだ、ぜんぜんですけど・・と、また赤くなりながら首をふっていました。

趣味は、クラッシック音楽。マーラーやブルックナー等を鑑賞するのがお好きだとか。
「実は、兄は芸大出身でプロのホルン演奏者でした。学生の頃から、その兄といっしょにホルンを吹いていました。でも、音の正確さや音楽性の豊かさは天性の才能の差と知りました。たとえば、1日5時間毎日同じように練習し、1年たった時に同じように上達するかというと、決してそうはならない。音程を測る器械で兄と自分を比べると、自分はどうしても音に幅がでてしまう。また、楽譜の読み取りにしても、吹いているときは気持ち良く演奏するのだけど、それを録音して聞いてみると音楽の滑らかさがやっぱり違う。それに、演奏には体力も必要なんです。1曲が1時間近いものもあり、終わると本当にぐったりします。兄はトレーニングをしていましたね。兄は教えてくれるのですが、厳しくて、私のほうが苦しくて逃げていました。」
今は聴くほう専門、とのことです。

でも、何かを一生懸命にやったことがある人は何か持っている、と感じました。
これからのご活躍を期待しています。


今回のインタビューは、2008年に登録した伊澤平太会員。伊澤さんの話のペースは、戦争カメラマンの渡部陽一さんくらいゆっくり。インタビュー前に話したい内容をまとめておいてくださり、そのメモを見ながらじっくり話してくれました。


事務所:横浜市鶴見区豊岡町11番1 ステラ月見ヶ丘301号
連絡先:045-571-0554  Fax:045-512-4380
E-mail: izheita@r5.dion.ne.jp
URL:http://www.houmu-soudan.com/
専門分野:相続・遺言・成年後見関係・入管取次業務

「相談にいらした方に『行政書士は、国家資格で守秘義務もありますから』と話すと、信用していろいろと話してくださいますね。この資格を取ってよかったと思いました。」と切り出した伊澤さん。ここ1年半くらいお客様の紹介で、少しずつ依頼が増えてきたとのこと。時には何カ月か前に会ったお客様が、再度訪ねてくれたり、そのお友達が来てくれたりすることも。

相続・遺言を中心に相談を受ける伊澤さん。なかには、こんな案件もあったといいます。
「長年、義理のお母さん(父の後妻)の身の回りの世話と、財産管理もしてきた80歳の女性。お義母さんが97歳で亡くなって、葬儀と埋葬を済ませすべての費用を立て替えました。ところが、自分が法定相続人ではないため、故人の通帳からお金を下ろせなくなってしまったのです。法定相続人が亡くなっており、身動きがとれず困っていました。そこで、特別財産管理人になれること、特別縁故者として相続も可能なことなどをお知らせしたところとても喜んでいただけました。
実は、この特別財産管理人について、私に教えてくれたのは先輩や仲間の行政書士です。
孤軍奮闘していた時に助けてくれる仲間がいて、本当に感謝しました。」

また、伊澤さんはNPO法人神奈川成年後見サポートセンターにも所属しています。
認知症を発症し、遠方にいる姪御さんと連絡もとれない状態のある90歳の女性の成年後見人に伊澤さんが選任されました。
「全く面識のなかった自分が女性の代理人になることの責任の重さを感じました。それとともに、少子高齢社会の現代において、家庭だけでなく地域や社会のサポートがないと人の権利を生涯守ることはできない、そして自分がその役割の一端を担っているのだと改めて認識しました。」

「相談や依頼をお受けする時には、お客様のお話をじっくり聞き、お客様が本当にどうしたいかをきちんと伺うことを特に心がけています。人の相談ごとにのること自体、これまでの自分にはなかったことですし、自分とは異なる価値観のお客様のお話を聞くことに始めは抵抗がありました。でも、話をじっくり伺ううちに、お客様自身がお気持ちを整理し、次にすべきことを見出していくことを助けられるとわかってきたのです。」

神奈川県行政書士会は支部活動が活発で、研修や企画が充実しており、先輩・同期など、縦横のつながりも深い会です。
「最近は、書士会仲間と、月に1回、フットサルを楽しんでいます。実は、小学生、中学生の時にサッカーをして夢中でした。

おっとり、おだやかな印象、それでいてスポーツマン。
いくつになっても、柔らかい素直な気持ちを持ち合わせている方のようにお見受けしました。これからも、頑張ってください。


今回は、開業から懸命に営業活動を展開している関口英樹会員にその意気込みを語っていただきました。


事務所:横浜市神奈川区西寺尾3-3-20
Tel & Fax:045-401-0842 
E-mail::hide@hide2008.com
URL:http://www.hide2008.com/
専門分野:どのような案件もお受けいたします。

関口さんが行政書士の試験に合格したのは今から平成17年のこと。その後、他の法律事務所や行政書士事務所で経験を積み、千葉県から横浜市神奈川区に転居したのをきっかけに自宅で開業しました。

開業したての行政書士が突き当たる、営業の壁。悪戦苦闘するか、自分にはできないと諦めてしまうのか・・この壁を乗り越えて事務所経営を軌道に乗せるノウハウは、試験に合格するノウハウとは全く異なるものです。

関口さんは、まず、チラシを試みました。
先輩行政書士の中には「チラシを配ってもほとんど手応えなし」と言う人もいましたが、もう何万枚も配ったそうです。専門家に相談してチラシの内容を決め、事務所を中心にドーナッツ状に配付しました。配った当日に、「どうして私が悩んでいることが分かったのですか?」と電話をかけてきてくれた人、ポストに入れようとするのを「持って返ってください」と断る人、チラシの反響は様々です。半年も前に配ったチラシを大事に取り置き、「ずっと迷っていましたが、思い切って電話してみました。」と連絡をくれた時は感動しました。ご家族の具合が悪く、いよいよという時期になって、関口さんに相談したとのこと。一枚のチラシが生きた瞬間でした。

さらに、公共の場所を借りて、セミナーや相談会も始めました。
かなっくホールでは、定期的に相談会を開催しています。

関口さんは、本業の合間に予備校の非常勤講師をしています。小学生から大学生、社会人まで幅広い年代に物理・化学・生物・数学などを教えています。もともと理系で化学を専攻し、化粧品会社の工場に勤務していました。しかし、リストラや労使間の問題から法律に興味を持ち、行政書士と社会保険労務士の資格を取得しました。
その際学んだことは、法律というのは知った人だけが得をする、知らないと損、ということです。基本的に法律は、弱い立場の人を守るために作られています。弱者の権利が侵された時、身を守る術を知っておいたほうがいい、と身をもって感じました。労働基準法では、正社員とバイトを区別していません。あくまで「労働者」としての扱いです。つまりバイトでも一定の権利は認められています。また、契約書では「請負契約」や「業務委託契約」でも、実態は従業員と同じであるなら、労働者としての権利があるのです。
8月15日には社会保険労務士の登録もし、現在は「社労士・行政書士関口事務所」を名乗っています。今後は、個人のお客様だけでなく個人事業主の顧問になれたら、と夢を膨らませています。

地元では、半年くらい前に消防団に入団しました。消防団は非常勤公務員扱いで、火災発生時にメールで召集がかかります。インタビュー当日も神奈川区内で起きた住宅火災に出動し、近隣の交通整備など、消火活動を支援しました。通常は10分程度で鎮火するところ、大規模火災のため時間を要し、「間に合わないかもしれません」と連絡が入りました。まさに実働部隊です。防災訓練や地域のお祭りの警備などにも参加し、地域に根を張りつつあります。

プライベートでは、スポーツセンターで筋トレをするのが好き、という関口さん。ベンチプレスで100kgを上げるのが目標、と、スポーツセンターまでの山坂の道を自転車で通っています。家には手乗りインコのピーちゃんがいるそうです。

これからも、バリバリと仕事をして家族を支えなければならず、「まだまだ営業方法を教えてもらいたいくらいです。」と言う関口さん。インタビューには出てきませんでしたが、ホームページも立派なものでした。

行政書士登録をし、開業したからといって仕事が降ってくることはありません。
厳しい状況の中、地域密着型でこつこつと営業活動を展開している関口さん。
誠実な人柄と穏やかな口調で信頼を得ていくことと思います。
これからのご活躍を期待します。


税理士と行政書士を兼務し、仕事に育児にフル活動中の太田靖子会員。
鶴見・神港支部のマニュアル等委員会でも、積極的に活動しています。
1日が24時間じゃ足りない!と走り続けています。



事務所:横浜市神奈川区桐畑7-4(東急東横線反町駅・京急線神奈川駅より徒歩5分)
連絡先:045-290-8074 Fax:045-290-8076   -
E-mail::ota-zei@jn4.so-net.ne.jp
URL:http://www.ota-zei.com
専門分野:会社設立・建設業・相続・成年後見関係

太田さんは、2006年に税理士の資格を取得し、2008年に税理士として独立開業。
税務の仕事をするうちに起業支援をワンストップでしたいと考え、2009年に行政書士登録をしました。会社設立支援や許認可申請もするようになり、さらに個人的なつながりから相続や成年後見関係へと仕事の幅が広がっています。

開業後まもなく、横浜ベンチャーポートに登録し、起業を目指す人たちのアドバイザーとしてメール・面談相談、個別相談会などをしています。
また、「(財)横浜市男女共同参画推進協会」主催、横浜市とマイクロソフトの共同事業である「起業UPルーム」にて、月1回、女性の起業家限定の税務相談にも参加しています。
資産譲渡・贈与・相続については、企業の福利厚生サービスの一環として、企業の法務部・総務部OBが中心となって立ち上げられたNPO 「SOS総合相談グループ」
で税務相談員をしています。
現在の仕事は、税理士業務が9割、行政書士業務が1割程度ですが、これらのほとんどが相談会を通した依頼です。行政書士や社労士などの士業の、開業時の税務相談なども受けています。



太田さんは北海道の出身。大学の商学部を卒業し、銀行への就職を希望していましたが、拓銀が破綻した翌年で厳しい就職難。そこで入社したのが全日空でした。CAは、フライトで月に10日ぐらい外泊する不規則な仕事で、結婚を機に退職。蒲田で税理士事務所に勤め、一人目の子供を出産のために退職。その後、子供が1歳半の時、横浜の税理士事務所に再就職しました。

幼いころ父親を亡くし、薬剤師の母親が一人で育ててくれたことも影響しているのでしょうか。資格を持って仕事をしたいと、仕事と育児をしながら6年がかりで税理士の資格を取得しました。もともと商学部だったことや、実務経験を積みながら、科目ごとの試験を受けられることに魅力がありました。下の子供が生まれた年に合格できて、本当によかったです。二人目の子供の出産後、職場に復帰せずに独立開業を選んだのは、その方が時間を自由にやりくりできると考えたからです。勤務時代の繁忙期には、子供を寝かしつけてから夜中に職場に戻ることもありましたから・・。

大学、全日空勤務の頃は陸上の駅伝部員でした。中国での全日空の宣伝を兼ねて、毎年、大連国際マラソンが開催されていますが、それに参加していました。日中友好も図っていたのですが、残念ながら、ホノルル・マラソンのようには有名にはなっていませんね。今は、走る時間がないので、休日に自転車で遠出に出るくらいです。

行政書士会の支部活動にも顔を出し、税理士会でも総務部員、税務対策支援部員。子供の小学校のPTAでは会計を担当するなど、さまざまなところに積極的に出向いて人との接点を持とうとしているそうです。縁故のない横浜の地だからこそ、夜の飲み会に出られないからこそのバイタリティ。それでいて、背筋を伸ばして真っすぐに相手を見つめながら話す姿には、誠実さや謙虚さがにじみ出ています。
必死に努力して自らの道を拓いてきた太田さんの話を伺い、「きらきらして眩しすぎる!」とインタビュアーの男性はメロメロでした。
どうぞ、ホームページにアクセスしてみてください。


次に支部会員の輪で取材したのは成年後見人業務を取り扱う山中さんです。



事務所:横浜市鶴見区北寺尾1-13-42
連絡先:045-571-4425   Fax:045-571-4425
E-mail: ponta@h2.dion.ne.jp
URL:
専門分野:成年後見、遺言、相続

山中さんが行政書士登録をして2,3年目、まだ成年後見制度をよく勉強していなかった頃のことです。
アルコール中毒ぎみの男性が、奥さんを亡くしました。夫婦に子供はおらず、奥さんの両親もいなかったので、男性だけでなく、奥さん方の姉妹、甥っ子、姪っ子等十人以上が相続人でした。最初は、姉妹甥姪達は相続を放棄すると言っていました。でも、実は奥さんは密かに全ての財産を自分の名義にしていたのです。想像以上に遺産が多いことを知って翻意し、相続手続きは難航しました。
そうこうするうち、男性は近所の道路脇の小さな崖から転落して、首の骨の怪我で入院。車椅子の生活になりました。財産は奥さんの死亡によって凍結されてしまい、入院費やアパートの家賃の支払いに困りました。アパートの大家には、すぐに出て行くように言われるし・・。
山中さんは、相続手続きと平行して、病院での手続きを始め、アパートの片づけ、引き払い、様々な支払いをすることを依頼されました。入院している男性に代わって行うには、その頃は一つ一つに委任状が必要でした。奥さんのお骨を納めに、お寺へも行きました。
その時の経験から、山中さんは、体が不自由な人や判断能力の低下した人の財産管理や契約の支援などの必要性を痛感し、成年後見制度の勉強の勉強を始めました。
核家族化が進み、年老いても家族の世話になりたくない、現実問題として息子さんや娘さんが遠方に住んでいて支援が出来ない、などという人が増えている現在、ますます、職業後見人が必要とされていると感じています。実務の大変さを知っているからこそ、ボランティアによる市民後見人には荷が重過ぎ、対価が無いと正しく成立しないのではないかと危惧しています。また、高齢者を取り巻く介護・医療関係者などとの関係づくりも、職業後見人が適しているのではないでしょうか。

もともと、大学の法学部出身。卒業時、内定を貰っていた会社の説明とは違う同意書の内容に納得できずに蹴ったら、他への就職が難しくなってしまいました。資格を持っていれば、何かにしがみつかなくても生きていけるかな、と考え、動物病院と青山学院大学でパソコンなどの仕事をしながら、資格試験の勉強をしたそうです。25歳で合格、開業。勉強していた資格学校の開業実務講座の人脈を頼りに、最初の頃は会社設立、建設業、動物病院の麻酔薬取扱許可申請など、依頼があればなんでもしました。

平成19年に神奈川成年後見サポートセンター(略してサポセン)に入会して、その後成年後見がらみの仕事が増えました。今ではサポセンの仕事にも追われています。サポセンの内情にも詳しく、将来を考えての発言に熱がこもっていました。

プライベートでは、千葉ロッテのファン。千葉ロッテが川崎球場をホームグラウンドとしていた頃、丁度山中さんは中学生で、3年間に100試合以上通い、村田兆治投手が特に大好きだったそうです。また、無類の電車好きで、いわゆる「乗り鉄」。昭和一桁の電車が走る鶴見線の木の床に魅力を感じ、ネクタイピンはいつも電車の形。
パソコン講師の一面もあり、壊れたパソコンを修復して楽しむこともあるそうです。

やりたいことが明確で、それについて語れば尽きることが無い・・そういうタイプとお見受けしました。

では、最後にお茶目な写真を一枚・・




支部会員の輪も10回を超えました。
行政書士を良く知らない皆さんにも、行政書士の方にも、あるいはこれから行政書士を目指そうとしている方にも、なんらかの興味を持っていただければ嬉しいのですが・・

さて今回は、高橋幹子会員です。



事務所:横浜市港北区箕輪町1−17−1−208
    (東急線・横浜市営地下鉄日吉駅より徒歩3分)
    連絡先:045−562−4726   Fax:045−562−4726
E-mail: sdmfmiki@or2.fiberbit.net
URL:http://www.or2.fiberbit.net/sdmfmiki/
専門分野:成年後見関連、入管取次申請

まず、高橋さんが成年後見に関わるようになったいきさつを伺いました。
「父が脳梗塞で倒れたのは平成16年、父が74才の時でした。大抵の病気は一晩寝れば治る、という生活を送っていたのに、その時は全然違いました。後遺症で右半身が不完全マヒし、歩けない、字が書けない・・。倒れた日を境にして、頭はしっかりしているのに身体が思うようにならない状態になったのです。
父は、1年以上入院した後に自宅に戻りましたが、突然降りかかった現実をなかなか受け入れられなかったのでしょう。デイサービスに行きましょう、という申し出も拒絶し、苛立ち、本人も家族も大変な状態が続きました。それほどまでに、精神的ダメージが大きかったのです。
施設への入所や介護サービスの申し込みも、預貯金の管理も、基本的には父本人の自署が必要です。最初の頃こそ、父は車椅子で出向き、自署代わりの印を押して手続きしていましが、そのうち、だんだんと外出も難しくなっていきました。」
後見人であれば、本人のために、さまざまな手続きを行うことができます。
高橋さんは、平成19年の行政書士開業登録と時を同じくして、お父さまの後見人(補助人)となりました。行政書士である以上、家族に対してもきちんとしたい、という気持ちが強かったそうです。もちろん、介護保険や施設など、高齢者を取り巻く情報にも詳しくなりました。

身内の経験から、成年後見に関わるようになったわけですが、「第三者として後見人になることは、身内の後見とは全然違います」と、高橋さんは強調しました。
「介護・療養にはお金がかかります。介護保健等でまかなえず自費で負担する場合も多くあります。家族が、本人の介護のために使った費用なのだからと、本人のキャッシュカードで本人の預貯金を下ろして支払う、というような話をよく聞きますが、こういうことが後々トラブルの原因になりやすいのです。家族間でしたことは、明らかにならないことがままありますが、第三者ならきっちり、明確に管理できます。
また、本人にふさわしい生活・療養環境を用意すべきでしょうが、身内が多ければ多いほど、それぞれの言い分があって、話がまとまらないことが多いようです。遺産を減らしたくないばかりに劣悪な環境を強いることすらあります。そんな時にも、まず本人の利益を優先的に考える第三者が入ることに意味があります。第三者なら、本人の経済状態に合わせた生活環境を冷静に選択できます。
6,7年前に比べて、最近は高齢者に関わる人の対応がとても良くなりました。医師や看護師、ケア・マネージャーが強者、高齢患者やその家族は弱者と感じられた頃もありましたが、時代の流れでしょうか、適切な施設と関わっているためでしょうか、スタッフも若い人が増え、皆さんよく勉強されていて、本当に親切・丁寧に対応して下さいます。
父は、昨年、他界しましたが、現在は母の介護をしています。成年後見の仕事は自分には向いていないのではないかと思われましたが、結構、大丈夫みたいです(笑)」

高橋さんは、成年後見関連のほかに、入管関係の業務にも取り組んでいます。
「フィリピンの女性へのインタビュー等は、文化の違いが垣間見えてとても興味深いです。国によって、法律、宗教、制度、考え方がさまざまで、フィリピンでは、そもそも、離婚も避妊もまして堕胎もない、認知の制度が無いなど様々な制約があるせいでしょうか、相談者の話をよく聞いたら、子供がたくさんでてきて驚くことがあります。フィリピンの女性からみると日本の低出生率・少子化は不思議なことなんだと思います。
基本的にお客様の自宅でお話をうかがっていますが、プライベートな話、女性同士うちとけると最も多い夫の愚痴話(笑)を聞く時には広い相談スペースのある事務所が欲しいと思います。一見無駄と思えるような世間話から、重要な事柄がわかる事もありますから・・」

「もともとテキスタイル・デザイナーでもあり、今もスカーフのデザインなどをしています。行政書士には前職を生かした業務展開をする人が多いようですが、私は何の関連もなくて苦労しました。開業後の3年はあっという間。すぐに仕事と思わず、周りを見ながら徐々に仕事を増やしました。だから、新しい方には3年ぐらい待てる資力があるといいですね。」

実は、紹介を受けた平出さんとは趣味の音楽仲間だそうです。といっても、ジャンルはメタル。ブラック・レーベル・ソサイアティ、パンテラです。「私もミュージシャンの誘致とかをしたいのですよ、メタル専門で。SNS(MySpace, Facebook,など)で同じ嗜好の人と親しくなりますが、ヘヴィメタルのミュージシャンは外見が強面ですが、実は気さくでいい人が多いんですよ。筋トレとかして健康的だったりして、しかも、筆まめ(笑)」
今、カナダのデスメタル・バンドの人に日本語を教えているそうですから、すごい!

意外な一面をお持ちの高橋さん。メタルのコンサート、本当に実現するかもしれませんね。
楽しみにしています!


支部マニュアル委員会では積極的に執筆し、皆に頼りにされている加賀会員。
海事代理士資格も併せ持ち、アマチュア・オーケストラの楽団員でもあります。
今回は、そんな多様な顔を持つ加賀雅典会員にインタビューしました。



事務所:横浜市港北区日吉本町5−67−11−1
   (横浜市営地下鉄グリーンライン・日吉本町駅より徒歩5分)
連絡先:045−564−9103 Fax:020−4667−5974
E-mail: info@office-kaga.com
URL:http://www.office-kaga.com
専門分野:相続・遺言・成年後見・法人法務

平成17年に開業した加賀さんの事務所は、東急東横線・日吉駅の近く。
毎月2回の無料相談会を町内会館で開催するなど、地域に密着した事業展開で、相続・遺言・成年後見の各手続を始め、契約書作成・法人関係手続など様々な案件に対応しています。また、インターネット経由での自動車・海事関係手続の依頼も多いそうです。

「行政書士として、依頼者や業務に対する誠実さが何よりも大切」という加賀さん。ふくよかな耳たぶのせいでしょうか?その奥の円らな瞳のせいでしょうか?落ち着きがあり、安心して話を聞いてもらいたくなります。お一人の依頼者から、その叔母、叔母の配偶者、依頼者の配偶者の3件の相続手続を、順次受任されたこともあったそうです。

初めて遺言執行者になった時の話です。
50代のご主人の余命が幾ばくもないと知り、ご主人に依頼された奥様とそのお兄様がご相談にいらっしゃいました。ご自宅でご主人にお目にかかった時は、まだお元気そうでしたが、その後様態が急変。急ぎ公証人とともに入院先の病室を訪問し、遺言書を作成しました。手は震え、げっそりとお痩せになっていらっしゃいました。そのような状態であっても、ご主人の奥様やお子さんに対する言葉は常に愛にあふれ、長い付言として遺言書に書き残されました。それは、今まで読んだどんな小説の文章よりも、感動するものだったそうです。
数か月後、ご主人のご葬儀に参列しました。生前のご様子やお気持ちを知っているだけに、遺言執行者としての使命を果たすことに全力を尽くそうと、その時心に決めたそうです。
これからも、相続・遺言・成年後見手続の需要は高まり、より複雑になっていくことでしょう。

海や船に関する許認可申請は、すべて海事代理士の業務範囲と思われてご相談にいらっしゃる方が多数おられますが、実は、行政書士の業務範囲であることも多々あります。例えば、「漁業許可申請」「漁船登録申請」「遊漁船(釣り船)業登録申請」は、都道府県に対して行います。また、自らが船舶を保有せず、他の事業者の船舶を利用して貨物の運送をする「貨物利用運送事業」の許認可申請は、国土交通省・運輸局に対して行いますので、いずれも行政書士として手続をします。このほかにも、船舶売買契約書の作成や海運会社が雇用する外国人のVISAの手続などは、本来は行政書士の業務ですが、海事代理士の資格を目にしたことをきっかけとしてお問い合わせをいただくことがあります。もちろん、これらの業務には、船舶や船員などの海事法務の知識が必要となりますので、海事代理士の資格を保有していることは、大きな強みとなります。
元々海や船が好きで海事代理士の資格を取得する方もいらっしゃいますが、私の場合は特にそうではなく、海事代理士の取得を契機に海や船に興味を持ち、2級小型船舶操縦士の資格も取得しました。この資格があれば、プレジャーボートやクルーザーをレンタルして、海岸から5海里(約9辧砲凌絨茲泙覗狃弔垢襪海箸できます。半日1万円以下でレンタルできるものもあるので、大勢で乗船してお酒を飲んだり、釣りをしたり、お花見をしたり、結構楽しめますよ。ただし、操縦する船長自身は、お酒を飲むことができませんが(笑)。

コントラバスの演奏が趣味です。幼稚園の頃からエレクトーンを始め、中学・高校・大学のオーケストラでずっとコントラバスを演奏していました。
大学卒業後は、「新交響楽団」というアマチュア・オーケストラに所属し、毎週土曜夜の練習に参加して、年4回の演奏会をしています。高校生から社会人の方まで100名強の楽団員がいて、なかなか楽しいですよ。ドイツ系のベートーヴェン、ブラームス、マーラーの曲などが、骨太で、弾き応えあって大好きです。フランス系の曲は、印象派の絵画を描くような感じですね。

加賀さんは、行政書士の会合や研修にまめに参加していますし、ほかにも、異業種交流会を毎月1回主催したり、会社やNPO法人の役員・顧問をしたり、先の新交響楽団では演奏面以外にも財務マネージャー(会計責任者)を務めたり、そして地元でボランティア活動をしたり、と多方面にご活躍です。それも、「実は単に、頼まれたら断ることができない性格だから(笑)」だそうです。
つい最近では、母校・慶應義塾大学のグラウンドで行われた大学体育会が主催する「桜スポーツフェスタ」において、地元ボランティアの一員として、豚汁を調理して振る舞いました。このほかにも、ボランティア活動としては、毎年、地元の下田小学校や慶應義塾高校で車椅子体験の指導などもしています。

実に密度の濃い日々を送っている加賀さん。
様々なご縁や活動を通じて信頼を得、業務を広げてきたのではないでしょうか。


今回の輪は、行政書士と社会保険労務士を兼務し、行政書士の業務としては成年後見を中心に活躍している巴陵(はりょう)会員です。


〈右が巴陵さん。本間さん(左)と行政書士稲門会の台湾旅行にて〉

事務所:〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2−2−23  モナーク鶴見312
連絡先:045-521-8909
専門分野:成年後見

前職のSEを2000年2月に退職、2001年9月社労士の資格を取り、その関係の仕事に約1年、2002年4月には結婚、5月行政書士開業、9月成年後見サポートセンター登録・・
21世紀の幕開けは、巴陵さんとっても激動の時だったのでしょうが、その内容とは裏腹に、小声で淡々とした話しぶり、あまり自分を主張しない物静かで飄々とした印象を受けます。
その後、横浜中央支部の入管関係の行政書士法人に2年ほど所属したこともありましたが、今は社労士として企業の人事・労務関係の仕事を押さえつつ、行政書士として10人程度の成年後見に携わっています。

最初に成年後見人になったのは、2005年、成年後見サポートセンターからの紹介でした。ところが、就任してから半年も経たないうちに被後見人がお亡くなりになったため、残されたわずかな財産を処分しなければなりませんでした。相続人を調査したところ、茨城県、兵庫県、奈良県に計4人居るらしいことがわかりました。その内、郵便で連絡が取れたのはわずか2人。郵便物が所在不明で帰ってきた相続人の所へは、電車を乗り継いで探しに行きました。真夏の暑い最中、田舎道をさんざん苦労しましたが探し出せず、結果的には失踪宣告を受けました。もう一人は、被相続人と関わりたくないと頑なで、相続放棄となりました。
「いろいろあって大変だったけど、誰かがやらなきゃならない仕事だからね・・」と巴陵さん。

年に数件、定期的に成年後見の依頼を受け、被後見人にふさわしい施設を探して契約を取り交わしたり、定期的に訪問したり、財産管理をします。また、年に4回ほど開催される区役所主宰のサポートネット(事例研究会)には鶴見区の行政書士代表として参加しています。
「被後見人の方々の話を聞くことが、なにより大切」とのこと。
傾聴の姿勢が、巴陵さんのキャラクターを造ったのか、もともとの性格がこの仕事に生かされているのか、きっとどちらもあてはまるのではないでしょうか。

仕事柄、早朝や夜中に電話があると、何かあったのではとドキッとするそうです。成年後見はお亡くなりになるまで継続してサポートする仕事ですが、その後の相続手続きを任されることもあります。お葬式などへの参列も多くなります。
また、「ケア・マネージャーさん、ヘルパーさんや区役所の担当者など、被後見人に関わる人たちと連携をとって、やれる範囲でやっています。」と控えめですが、関わりのある介護会社の許認可や助成金申請手続きなども受け、成年後見を中心に仕事の幅は広いようです。
「営業と言えば営業だけど、深く考えずに依頼された仕事を受けてきた結果、こうなっています。家裁関係の仕事の報酬額は家裁が決めて後払いだし・・過度な期待はしないでいくつかやっていると、どれか当たるっていう感じかな。」

それから、いつまでも仕事の話じゃなくて〜という雰囲気で身を乗り出し、
「僕の趣味は競馬なんですよ。といってもそんなに時間はかけていませんが。土日に家に居るときはパソコンで馬券を買って、グリーンチャンネルっていう競馬番組を見ています。年に1回、競馬仲間と競馬見て、温泉入ってっていう旅行もしています。この前は新潟でした。」と、とてもいきいき!
馬が好き?それとも、ギャンブルが魅力ですか?と聞いたところ、馬ではないらしく、
「仕事を辞めて独立開業するっていうのが、一番のギャンブルだったね。独立して仕事があるかどうか、分からないからね。」
ふむ・・ギャンブラータイプの人は、流れを読みつつ流れに乗るものなのでしょうか・・
ちっともはしゃいでいるようには見えないけど、必ずといっていいほど飲み会の二次会にいる巴陵さん。実はいろんなところで流れを読んでいたりして!?

後見人であることとギャンブラーであることはまるで異質に感じますが、巴陵さんの中ではうまく融合しているようでした。
成年後見・相続等の需要が増えていくといわれる昨今、支部などの活動にも意欲をみせる巴陵さん。
さて、今後、どのような展開を見せてくれるでしょうか?


さて、今回は、石井会員にご登場願い、まずは行政書士の仕事の魅力からお話を伺いました。



事務所:横浜市神奈川区新子安1−15−8−202
連絡先:045-633-7703  FAX:045-309-0087    
E-mail: gyousei-office@ayumiis.com
http://gyousei.ayumiis.com

専門分野: 化粧品・医療機器等の許認可、社団法人、財団法人の公益認定申請

石井さんは、法人を対象とした許認可や法人設立サポート(司法書士と提携)が専門。
「面白い商品やサービスを売りたい、と相談にみえるお客様の起業に立ち合い、その成長を見守ることを楽しみにしています。」という石井さん。コーチングスキルを学び、事業計画の作成、新商品の営業戦略など会社の経営にかかわる相談業務も行っています。
「一般的な建設業や産廃以外にも、実に様々な業種があって面白いですよ。ビルの清掃やペットショップ関連の登録、輸入化粧品の販売や歯に関する医療機器の許可など、お客さんがやりたいということを実現するために調べることだらけです。」
ネットや本に散在する情報を集めても、すぐに生きた情報になるわけではありません。
「これが大切」というポイントが分かり、お客さんに聞くべき要件・スケジュール・金額を抑えられるようになり、「仕事をやった感」を感じたのは3年目くらいからだと言います。
「行政書士の仕事は、お客様から報酬を受け取った上に、ありがとうって言ってもらえるのですよ。」

石井さんの前職はある大企業の開発エンジニア。プリンターや扇風機の実験データを収集してマイコンを評価したり、特許に携わったりもしました。一人で黙々と作業する姿を想像するに、「ありがとう」は馴染まない世界だったのかもしれません。
出産を機に退職した後、特許事務所で仕事をし、最初は弁理士になることを考えました。でも、行政書士をとれば弁理士の試験が一部免除されること、子供が小さくて学校には通えないけど、行政書士の資格は独学でとれそうであることを知り、受験を決めました。法律を読み解く面白さに触れたのもこの時です。行政書士試験に初チャレンジで合格したときには、正直まさか?!と驚き、もしかしたらこれが運命なのかも・・と、思い切って独立して仕事を始めることにしました。開業する前に研修でお会いした先輩から親身なアドバイスを頂いたことも励みになったということです。

固い決意とは裏腹に、なんのツテもないままの開業でした。最初の仕事は、開業セミナーで知り合った東京の社労士さんからの依頼。その後、お客様やいろいろな関わりの方からの紹介で、だんだん業務が増えて行きました。ほとんどが紹介ですが、HPからエンジニアという経歴を見て依頼して下さる製造、設計の会社もあるそうです。
「これまで続けてこられたのは運がよかったから。怖い人にも会わず、不払いもありませんでした。」と謙遜しますが、「準備は入念に」を心がけています。書類作成のプロとしての仕事をするために、確認作業には手を抜きません。

さらに、行政書士を続けている人たちに共通することとして挙げたのは
・どんな仕事にも挑戦すること
・仲間との交流を大切にすること
「女性は細くても長く続けていけばいいのよ」という言葉には大いに励まされたといいます。同業種・異業種の仲間から情報を得、仕事を紹介してもらうこともあります。一人で抱え込まずに仲間と協力することの大切さ・・。他の士業と情報交換させて頂くのは、主にめったにないようなレアケース。いろいろな経験を積んだ方々に助けられています。

「一人で仕事をしているので効率が悪くて・・」と言いますが、自宅近くに事務所を構えるなど、ちょっとやそっとじゃできません。仕事と家庭のバランスについて問うと、「駄目主婦なんです〜〜家事が苦手で〜〜」とひょうきんな声で答えました。でも、石井さんには、家事全般何でもできて、何でも石井さんの好きにさせてくれる、理解あるご主人がついています。

・・・・インタビューを終えた後、少しお時間をいただいて筆者の相談に乗ってもらいました。ほんのアイディアでしかない私の夢物語を真剣に聞いてアドバイスを下さるので、行動を起こしてみようか、という気持ちになりました。別れ際に、「また話の続きを聞かせてください。」と言われたのですが、「それを言うのは私の方ですよ。」と胸の中で返していました。
石井さんは、そんな方です。


今回は“語り“を得意とする「鶴見・神港支部の安住紳一郎」こと、塚越さんにご登場いただきました。



事務所:横浜市港北区日吉2-6-5-102(東急線・横浜市営地下鉄日吉駅より徒歩3分)
連絡先:045-562-9456 FAX:045-534-3572   
E-mail: tsukagoshi@hiyoshi-office.com
専門分野:相続・遺言・成年後見


「話をするのは好きなんですよ。20代は小中学生を対象とした学習塾の講師をしていましたからね。」と塚越さん。
その頃は、子供たちへの指導はもちろんのこと、市内に70教室ほど展開している塾の教室長として、生徒募集、保護者対応や講師マネジメントもしていました。塚越さんの声は明瞭で力強く、いかにも頼りがいが感じられます。保護者からも「先生」と呼ばれる日々を送っていましたが、「先生と呼ばれるのはあくまで立場だけのこと、決して勘違いしてはならない」と自戒していたそうです。そして、30代40代になったときの自分を想像し、大人の資格取得も教えられるように幅を広げよう・・それにはまず自分が資格を取得しなければ・・試験範囲に一般教養が入っている行政書士が比較的手をつけやすいのでは・・ということで行政書士の試験勉強を始めました。そして、見事宅建と併せてW合格し、思い描いた通り、学習塾に加えて資格スクールの講師を始めました。

その後、子供のころから可愛がってくれた母方の祖父と祖母が相次いで他界し、相続の手続全般を親族として経験しました。2人がチャンスをくれた、とでもいうのでしょうか。非上場株式の手続など、滅多にお目にかからないようなことも経験することができました。主力業務として「相続」を選択したのも、このときの経験が大きいですね。

登録当時は自宅(それも賃貸の2DK)で開業したので、お客様との打ち合わせは近所にあるファミレスを使っていました。その後、引っ越した3LDKの一室を事務所にしてからは、そちらに来ていただけるようになり、お客様も増えました。2009年1月からは日吉駅徒歩3分のところに事務所を借りて補助者1名とともに経営しています。

平成16年登録後のこの急展開に目を見張り、その理由を尋ねると、
「ちゃんとビジネスとして行政書士をやっている人たちと出会い、刺激を受け、こういう風になりたいというビジョンができた。」との返事。今でも行政書士として成功している人たちを目指し、そういうオーラを持っている人たちと交わるよう心がけているそうです。

そうは言っても、人は人、自分は自分の信じたやり方で・・それにはまず自分を研究し、自分の強みを生かすこと・・・そう考えた塚越さんは、講師としての経験を生かして地区センターや地域ケアプラザ、さらには町内会や不動産会社などの様々な場所で、相続や遺言をテーマにしたセミナーを開いています。映画「釣りバカ日誌 ファイナル」で、スーさんが「将来トラブルにならないように今のうちになんとかしないと!」という場面がありましたが、最近は非常に相続や遺言への関心は高いようです。

「業務遂行にあたっては、お客様の満足を一番に考えます。でも、決してお客様の言いなりになることが正しいとは限りません。たとえば受験において100%生徒の望む通りにすることが、常に生徒のためになるとは限りません。それと同じで、本当にお客様のためになることはなにか、全体を見てもっといい方法はないかと考えるようにしています。行政書士の強みを活かして、結果的にお客様の満足がより高まることを目指しています。もちろんそのベースには、お客様からの信頼が必要です。」そう言って、仕事での体験を話して下さいました。

「任意後見契約の公正証書作成のため、依頼者であるおばあさんの入院先に公証人とともに出向きました。ベッドに横たわったおばあさんは、公証人の問いかけに、はい、はい、と淡々と応じていました。ところが、「財産管理はどなたにお任せしますか?」と質問されると、おばあさんの手がするするっと伸び、きゅっと私の手を握ったのです。
驚きました。公証人の先生も驚いていました。お任せします、という言葉以上に、頼りにされていると感じた瞬間でした。」

「講師の仕事を決して辞めたわけではないし、これからも機会があればやりますよ。でも、今の仕事は間違いなく行政書士です!」と言う塚越さん。
安住アナに似たおばあちゃんキラーというだけでなく、今後がますます楽しみな行政書士として、注目株です。



お化粧は身だしなみ。
口紅もつけていないような女性から話を聞きたくないでしょう?
そう言って長い髪を揺らし、紫煙に包まれる彼女・・
これは筆者が持つ大和さんのイメージですが、今回はそんな神秘的な大和さんにご登場願いました。



事務所:横浜市神奈川区
連絡先:045-381-3690 FAX:045-381-3447 E-mail: megumi-yamato@jade.plala.or.jp
専門分野:建設業・許認可

支部の会合などで活発に発言し、研修会では様々な事例を積極的に紹介する大和さん。
論点をきっちりと詰める話しぶりですが、平成17年9月開業、まだ5年目に入ったところとは・・
まずは、行政書士へ至る経緯を教えていただきました。

大学の法学部卒業後、行政書士開業以前は、司法書士事務所に勤務。事務所によって中心とする業務が異なるので、決済を主とするところ、破産・裁判を得意とするところ、マンション分譲関連のところ、最後に再び決済や商業登記を行うところ、と、4事務所を巡り、7年ほどかけて司法書士業務を一通り経験しました。
その間に、宅地建物取引主任者と行政書士の資格を取得。
司法書士試験の勉強をしていた頃の話ですが、お世話になった方の知人から、建設業許可申請をしたいから相談に乗ってほしいとの依頼を受けました。資格はあっても開業しておらず、あくまで相談ということでしたが、初めて行政書士業務を調べ、実際に触れてみた機会でした。その時、『私、この仕事、好きかも・・』と。もともと書類作成や細かい作業が嫌ではなく、マンションの分譲の細かい数字を入力していく作業も楽しめたそうです。

行政書士開業後、この知人が最初のクライアントになってくれたということですから、仕事の方が大和さんが行政書士になるのを待っていたようです。そして、クライアントの取引先、下請けをはじめ、これまでに縁のあった司法書士さん、税理士さんなど、様々な人の紹介で業務依頼を受け、さらに建設業許可だけでなく、産廃や解体業の許可申請などにも広がっていきました。どのクライアントも、この厳しい経済状況下で経営を続けている優良な会社です。また、クライアントに関係ある相続や離婚などの民事法務も受けています。今までは、クライアントはすべて紹介で・・ということですが、今後はホームページ作成も考えています。

先代が設立した建設業を引き継いだのだけど、更新をしなければならない期限まで後3日!という日に依頼がありました。しかも、許可書も副本も定款も決算報告も倉庫のどこにあるか分からないという状態でした。普通なら無理という案件です。それでも、
「更新できなければ新規で取るしかありませんが、できるだけのことをやってみます。」
と依頼を受けました。
その日、夜の11時頃までクライアントの事務所の倉庫を引っ掻き回して書類を捜し出し、徹夜で申請書を準備しました。翌朝、準備できたものを持って建設業課に行き、後何をしたら受理してもらえるか、相談しました。そして、翌日の午後までに必要なものを揃え、万が一に備え、1日の予備日を残して提出しました。予備日には何事もなく、結果は無事に更新できたそうです!
「書類の不備や日数不足などでも、自分が頑張ればできるものなら、プロとして受けます。」
と言いきる大和さんに、修羅場をくぐった自信を感じました。

そんなプロ意識の高い大和さんの普段の生活は?
実はとんでもない活字フリークで、読書は1日1冊のペース。非日常に浸りたいので、純文学以外なら、推理小説、歴史小説、どんなジャンルでも読みます。ベランダでタバコを吸うときも、布団に入ってからも、片時も本は離せません。
テレビや音楽はあまり視聴せず、恋人もいない方が自由でいいし、別に不自由していないし・・。車も運転しますが、藤沢より先なら電車を使い、移動時間を有効に活用します。

「支部はざっくばらんで親切な先輩が多く、いろいろな方々にお世話になっています。とてもアットホームで居心地のいい支部なので、鶴見・神港支部にぜひ来て下さいね!」
と宣伝に一役買ってくれました。

さて、神秘のベールが少しははがれたでしょうか?
もしかして、さらに謎が深まったかも?!


今回は、すぐにどこでも誰とでも親しくなり、
「後でふらっと事務所に来てくれるのよね〜それが嬉しい。」
と言う蒔山さんの笑顔の秘密に迫りました。




事務所:蒔山司法書士事務所・蒔山かおる行政書士事務所
横浜市港北区大倉山2-7-5ルピナス大倉山301  東急東横線 大倉山 徒歩4分

連絡先:045-541-1411 FAX:045-541-0468
専門分野:相続・遺言 離婚 

ホームページ:
蒔山かおる行政書士事務所ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/makiyamagyousei/
蒔山司法書士事務所
http://www.makiyama-office.com/

現在、司法書士のご主人とお二人で事務所を経営・・と聞けば羨ましく感じますが、
その道のりは決して平坦ではありませんでした。
ご主人が、脱サラして司法書士を志したのが、ご主人27歳の時。
蒔山さんは看護師の仕事で家庭を支えながら、生まれたばかりの子供の子育てにも追われました。
仕事と育児の両立はままならず、保育園の送迎のための時間の制限や、子供の病気での急な欠勤などで肩身の狭い思いをしたり、
経済的理由でご主人の実家に引っ越した後も、嫁&家事と育児と仕事(転園と転職)に目まぐるしく環境が変わり、慣れるまでは大変だったようです。
ご夫妻の高校の同窓会名簿の職業欄に「準備中」としか書けなく寂しく思ったことや、
級友が家を訪ね「もうこんな生活はやめたほうがいい」とアドバイスをくれたことも今は良い思い出、と。

『自分の目標をあきらめず、求め続けている限り、挑戦者である』という言葉を支えに、
ご主人は司法書士試験に、蒔山さんは行政書士試験の目標を追い続けたのです。
横浜でご主人が司法書士事務所を開業したのが平成5年。
「その年は冷夏で、仕事もなくて、気分が凹んだわ・・
だから、開業したばかりの人たちの気持がよくわかる。
でも、石の上にも3年、いや、5年かな。
その位になると、お客様がお客様を紹介してくれるようになったみたい。」

相談内容をボイス・レコーダーに録音するような厳しい方が、
様々な士業を回って相談し、1年後に事務所を訪ねてきてくれた経験もありました。
「その方には、『自分の確信へのこだわり』があったみたい。
たまたまそのこだわりにはまったようで、私を探し出してくださったようです。
街頭相談会においても、相談者が『まずこれを聞いてほしい』と思うところをきちんと聞く。
そして、最後まで自分が責任を負うつもりで答えるから、必ずしも相談者が喜ぶような返事ばかりにはならないし、
分からないことは分からないと言うし、視点を変えた方法も提案します。」

依頼業務が終わったお客様が、久しぶりにふらりと会いに来てくださる・・・それがとてもうれしい。

 今、蒔山さんは事務所の業務をこなしながら、神奈川県行政書士会の推薦によって家事調停員としての業務も行っています。
調停の仕事が大好き!面白い!と目を輝かせていました。
その上、きちんと法律を学んでこなかったという劣等感を払拭するために慶応大学法学部の通信制にも通い、
レポートがやたら厳しいと話す姿さえ、とても楽しそうです。
スクーリングのあとの飲み会で思わず踊っちゃったよ〜なんて、ひょうきんなところもたっぷり!

 パワフルに動き回る蒔山さんですが、実は、胸に付けたピンクリボンが示す病気で今でも治療を受けています。
でも、「どうということのないこと」と笑い、医師からも
「やりたいことをやめたらストレスになるでしょう?だったら続けた方がいい。」
とお墨付きをもらっているそうです。

蒔山さんと話す機会があれば、あなたもファンになること、間違いなしです。
まずは、蒔山さんのHPへ、どうぞ。


これより始めまするは、タモリの友達の輪ならぬ、鶴見・神港支部会員の輪。
支部にどんな行政書士がいて、どのような仕事をしているのか、行政書士ひとりひとりにスポットを当てて、皆様に発信してまいります。

トップバッターの支部推薦理事 本間孝保先生から、次の支部会員をご紹介いただき、順次インタビュー・リレーをつないでいきます。
皆様、どうぞよろしくお願いします。

 
・本間孝保先生

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